【正しい洗顔の方法を徹底解説】やり方次第で肌荒れの原因に?意外と知らない正しい洗顔について徹底解説

美容

スキンケア で一番 肌荒れのリスク を伴うのが洗顔

洗顔の目的 = 顔のお肌の汚れを落とすこと

ですが、洗顔はどうしても「必要な皮脂」まで落ちてしまいます。
方法を間違えると、肌を清潔にするために行う洗顔が返って肌を傷つけているかもしれません。

正しく洗顔をするポイントは、ズバリ “” と “摩擦レス” です。

どうでしょう?目新しくない キーワード でがっかりした方もいるかと思いますが、
自分の洗顔を見直す良いきっかけだと思って、もう少し読んでいただけると幸いです。

近年、SNSYouTube などで美容に関する情報が数多く流通しています。

・SNS などで”自分の肌質におすすめ!”と紹介されていた洗顔料を使用している
高額な洗顔料スキンケア用品を使用している
・いつかどこかで「正しい!」と聞いた洗顔方法を実践している


それなのに、なかなか肌の調子が良くならない… と言うことはないでしょうか。
それは、スキンケアの基本でもある “洗顔の方法” が間違っているからかもしれません。

今回は スキンケアの キホンの”キ” 洗顔について 正しい知識正しい方法を解説し
毎日の洗顔の最適解“を見つけるお役に立てればと思います。

〈この記事で紹介すること〉

最後まで読んでいただけると幸いです。

洗顔の基礎知識

洗顔で汚れが落ちる メカニズム や 洗顔の 主な成分 について解説

洗顔で汚れが落ちるメカニズム

洗顔料には 「界面活性剤」 と言う洗浄成分が入っています。
洗顔料を泡立てることにより洗浄成分が肌に密着し、肌の汚れを洗浄してくれます。

成分から見る、洗顔の種類

洗顔料は主に 先ほど触れた”界面活性剤” と “洗浄補助成分“でできています。
下記で詳しく記述していますので、気になる方は読んでみてください。

〈界面活性剤 とは?〉
通常混ざらない 油と水 を混ざりやすくするもの。
肌の表面の余計な皮脂や メイクなどの”油汚れ“を落とします。

界面活性剤 には様々な種類があり、洗浄力肌への刺激 が変わってきます。
代表的なものを下の表にまとめてみました。

界面活性剤 の種類と特徴〉

界面活性剤の種類特徴洗浄力肌への刺激代表的な成分
アニオン界面活性剤泡立ちが良く、皮脂や汚れをしっかり落とす強いやや強いラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na
両性界面活性剤刺激が少なく、優しく洗える中程度低いコカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸Na
ノニオン界面活性剤低刺激で保湿力が高い弱い低いグリセリン脂肪酸エステル、PEG-○○

〈洗浄補助成分とは?〉※呼び方は様々ですがこの記事では洗浄補助成分と呼んでいます。
洗浄補助成分とは、
・ヒアルロン酸 , グリセリン などの 保湿成分
・クレイ(泥) , 酵素(パパイン,プロアテーゼ) などの 洗浄成分

それぞれ特徴があり、成分によって肌に有効な効果が違ってきます
“○○系洗顔” といった感じで聞いたことある方も多いのではないでしょうか?

それぞれの特徴を簡単な表にまとめてみました。

〈洗顔料に含まれる 洗浄補助成分 の種類と特徴〉

成分洗顔料の種類特徴おすすめの肌タイプ
ヒアルロン酸・グリセリン保湿系洗顔料肌の水分を保持し、しっとりした洗い上がり乾燥肌・敏感肌
酵素(パパイン・プロテアーゼ)酵素洗顔角質やタンパク質汚れを分解し、毛穴の黒ずみをケアくすみ・毛穴詰まりが気になる人(週1~2回使用)
クレイ(泥)クレイ洗顔皮脂や毛穴の汚れを吸着し、すっきり洗浄脂性肌(オイリー肌)、毛穴汚れが気になる人

正しい洗顔方法

内科・皮膚科医として活躍されている、友利 新 先生 が自身の YouTube
正しい洗顔の方法 を紹介しています。
今回はその動画の内容に沿って解説していきます。
美肌の プロ” から学べる貴重な動画ですので、動画の チェックもお願いします!!

内科・皮膚科医 友利 新先生 に学ぶ!! 〈正しい洗顔〉の手順

友利 新 先生直伝 正しい洗顔の手順を順番に解説

〈前提として〉
・メイク や 日焼け止め をしている場合、クレンジング できちんと落としている
・洗顔フォーム を 泡立てネット で泡立てて使用することを想定

①泡立てネットを使用して モコモコ泡 を作る

 空気がしっかり入ったきめの細かい泡で肌への “密着力UP!!
 水と洗顔料の バランスを調整しながら、垂れ落ちないような泡を作る

皮脂の多い部分から順番に泡を載せる 

 Tゾーン(おでこ → 鼻) ➡️ 頬 ➡️ 目元  の順番で泡を乗せていく

③泡で肌を押すように優しく洗う

 ・皮脂の多いTゾーン
 ・毛穴汚れが目立つ小鼻
など、汚れが気になるところは泡で優しくぽんぽんっと押し洗いする イメージで、より肌に密着させる。
 ※力を加えて ゴシゴシ、クルクル は”絶対NG”

④水(ぬるま湯)でしっかりとすすぐ

 洗顔料がきちんと落ちるように洗う
 水だけでも必要な皮脂(保湿成分)が流れ出るので水洗いしすぎない

⑤タオル で優しく顔を拭く

 ここでも、摩擦レス を意識して優しく水を拭き取る

⑥化粧水・乳液などでしっかり保湿する

 洗い上がりの肌に合わせた スキンケアを行う

正しい洗顔の ポイント

☑️ゴシゴシはダメ❎ → 手🖐️ が肌に直接触れないよう優しく”泡”で押し洗い🫧
☑️洗顔料を顔につけている時間を極力短く
☑️洗顔料が落ちる程度ですすぎも”ささっと”行う‼️

朝洗顔について

朝洗顔は水だけでいいって本当??

朝も洗顔料を使うべき!その理由を解説

・睡眠中に出た悪玉の皮脂
・前日の夜 スキンケアでつけた油分

これらが時間経過と共に 劣化・酸化 することで肌荒れの原因に!

睡眠中に出た余分な皮脂や前日の スキンケアの油分は、水で洗うだけでは綺麗に落ちません。
そのため朝も洗顔料を使用することをおすすめします。

洗顔後は化粧水等でしっかり保湿し、余計な皮脂や劣化した油分などが
肌にない状態を保つことで肌の調子改善につながります。

朝洗顔についてもっと知りたい!と言う方はこちらの動画も参考にしてください📷

肌質・肌悩み別 おすすめ洗顔料を紹介!

乾燥肌脂性肌黒ずみ毛穴 と言った、
様々な肌の性質悩みに合わせた商品を何点かご紹介します。

乾燥・敏感肌向き

アルージェ 洗顔フォーム
・敏感肌向け
・ベビーシャンプー などに使われる肌にとても優しい界面活性剤を使用
・肌に優しい分洗浄力は落ちてしまうが、それを泡立ちの良さでカバーする処方

キュレル 泡洗顔
・泡タイプで摩擦も少なくて済む
刺激の少ないアミノ酸(アニオン性)の界面活性剤がメイン
・肌に優しく敏感肌にも使えるが、上記の Arouge より 少し洗浄力は高め

〈ラロッシュポゼ ”トレリアン フォーミングクレンザー”〉
肌に優しい陰イオン系界面活性剤を使用している。
・石鹸成分配合で、肌に優しいながらも洗浄力も程よくある
ニキビができにくい処方(ノンコメドジェニックテスト 済み)

混合・脂性肌

〈 ORBIS u (オルビス ユー) フォーミングウォッシュ 〉
・泡立ちやすさ◎ ネットで濃密なモコモコ泡が作りやすい
・ハイドロキャッチ成分というものが、化粧水が馴染みやすい肌にしてくれる
・肌に水分を残しておく成分もあり、肌質問わず オールマイティに使える


男性にはこちらもおすすめ
〈 ORBIS Mr.(オルビスミスター) フォーミングウォッシュ 〉
・泡立ちはもちろん抜群◎
・しっかり洗浄力もあるがつっぱらない、乾燥肌も脂性肌も割とどんな肌質でも使える
アルコール、パラベンフリー で敏感肌でも使用できる

毛穴詰まり・黒ずみ毛穴 向け

〈 n organic クリアホイップホーム 〉
・泡タイプの酵素洗顔(パパイン という酵素をカプセルにして泡に閉じ込めている)
・酵素洗顔の泡立てが苦手な方に◎
乾燥が気になる…けど毛穴ケアしたい方にも◎

ドラックストア で買える ”ニキビ肌向け”


〈 豆乳イソフラボン 薬用純白泡洗顔 〉
ポンプ式の泡タイプ洗顔で使いやすさ◎
・抗炎症作用(グリチルリチン酸ジカリウム)配合で ニキビ・肌荒れ防止
・アミノ酸系の洗浄剤で、洗浄力はマイルド で思春期よりニキビより → 大人ニキビ・マスクニキビ 向け

〈 パンナポンパ モーニングフェイスソープ 〉
ノンコメドジュニック処方で、思春期の ニキビ肌などにおすすめ
・AHA(フルーツ酸) 配合で ピーリング効果があり、ニキビの元になる皮脂の毛穴詰まりをとる
泡で出てくるポンプ式なので、ニキビに刺激を与えにくい

朝洗顔 におすすめ

〈 FANCL(ファンケル) やわ肌 ミルク洗顔 〉
乳液悪玉の皮脂をとっていくという発想で作られた商品
・肌のバリア機能として必要な皮脂を残す処方で乾燥肌朝洗顔におすすめ
・水で顔を濡らす前に使用して、水で洗い流す。忙しい朝一手間省けて効率的に!

まとめ

洗顔は「界面活性剤」と「洗浄補助成分」で出来ている

界面活性剤洗浄補助成分 には様々な種類があり
処方の仕方により洗浄力泡立ち肌への刺激 に違いがある

正しい洗顔方法について解説

・洗顔は スキンケアで一番 リスクを伴う
モコモコ泡を肌へ密着させ、摩擦を起こさないよう洗うことが重要

肌質、肌悩み別 おすすめ洗顔料をご紹介

最後に

私自身、肌にニキビ・乾燥などの不調が現れると
洗顔料や美容液、化粧水などを別の商品に変えたり新しい商品を追加してみたりという
アプローチ をよく行なっていました。

どんなに良い商品を使用しても、その使い方が間違っていれば改善されないのは当然の事。
洗顔の方法を見直すということは見落としてしまっていました。

正しい洗顔を実践し出してから、これで汚れは落ちているのかな?と不安になりましたが
元々悩みだった肌の赤み、毛穴の黒ずみが改善されていきました。

この経験から、やはり濃密な泡で摩擦レスを意識して洗顔することはとてもおすすめです。
ついつい新しいスキンケア商品に目が行きがちですが、
その前に一度、丁寧で正しい洗顔を心がけてみてはいかがでしょうか?

何事も基本が大切ですが、スキンケアも例外ではありません。

この記事がお役に立てば嬉しいです。                ken.

コメント

タイトルとURLをコピーしました