こんにちは! ken です.
僕は 昨年の初め頃「自律神経失調症」を患い、様々な症状と闘っていました。

以前までのような健やかな生活を取り戻すべく、症状を改善するための情報収集をし実践しました。
そのおかげで、うつ病手前で踏みとどまる事ができ健やかな生活を送れています。
日常生活は普通に送れていたものの、本当に辛い日々でした。
自分はなんて弱い人間なんだ… と落ち込んでしまっていた。
メンタル疾患で悩まれている方の中には
「自分はなんて弱いんだ」
「メンタルが弱い自分が情けない..」
と感じている人もいるかと思います。僕もその一人でした。
ですが、そんな自責の念に駆られる必要は全くありません。
あなたは何も悪くない。いろんな要因が重なり 「たまたま」なっただけ です。
自律神経失調症などは「これ」と言う原因を特定するのが難しいのですが、
考えられる要因の一つとして、性格や考え方が影響していることも確かです。
僕は自律神経失調症の症状を改善させるべく youtube や 本 を活用しました。
そして身につけた知識を活用し、回復へと向かっていきました。
その知識と経験をもとに、今回は自律神経失調症を始めとする
メンタル疾患になりやすい人の特徴 を 性格や考え方 の観点から解説していきます。
この記事でわかる事
メンタル的な不調を起こしやすい人の”特徴・原因”
メンタルの不調を”予防”する方法
メンタル不調、精神的な疲労の”回復方法”
「自律神経失調症」など メンタル不調を起こしやすい人の特徴
はじめに、メンタル不調を起こしやすい人の特徴を紹介します。

1.完璧主義者
<特徴>
・家事や仕事を正確にこなす ・向上心が強い ・計画性が高い
<懸念点>
・不安感や緊張感が常にある ・相手や他人にも理想を求める
・自分に厳しいあまり満足感を感じにくい
2.責任感が強い
<特徴>
・約束や期限はしっかり守る ・人から頼られる ・最後までやり抜く
<懸念点>
・人に頼れない ・無理をしてでもやり抜く
3.気配りができる人
<特徴>
・良好な人間関係を築ける ・先回り行動ができる ・相手の気持ちを考えれる
<懸念点>
・自分の意見などを主張しづらい ・気を使いすぎて疲弊する
なぜメンタル不調になりやすいのか?
予め断っておきますが、上記に当てはまる人を決して否定しているわけではありません。
メンタル疾患になる可能性が他と比べて高いという観点でを紹介していますのでご了承ください。
上記で紹介した 3つの特徴は、一見 ポジティブ な イメージ があると思います。
例えば、完璧主義な人は自分を律して物事を計画的に進める力があります。
ですが思うようにいかないと、ストレスになってしまいます。
責任感が強い人は何事も最後までやり遂げる力があったり、人から頼られるタイプの人が
多いです。ですが、常に仕事のことが頭から離れず休むことが得意じゃない傾向にあります。
気配りができる人は、優しくて思いやりがあり、周りに人が集まってきます。
気配りができる=周りを見て考えている・空気を読める
時には自分を犠牲にしたり相手に合わせて疲弊してしまう事があります。
完璧主義 → 神経質で小さなことが ストレスに
責任感が強い → 常に仕事のことや不安な事が頭にある
気配りができる → 他人に合わせる、自分を抑える
主にこういった特徴があります。
では、そういった特徴の人はどうすれば良いのか?
次の項目では、そもそも疲れにくくなる “マインド” の持ち方を紹介します。
メンタルが疲れにくい マインド
先に結論から言うと、メンタルが疲れにくい マインド次の2つです。
1.テキトー に生きる
2.楽観的に物事を考える
“テキトー” や “楽観視” と聞くと一見 ネガティブなイメージ があるでしょう。
ですが、精神的な疲労を溜めない方法で言うとこれほど効果的なものはないと考えます。
それを裏付ける体験談があります。
いつも元気な テキトーな同期
自律神経失調症になった真面目な僕
僕の職場の同期は、仕事でまぁまぁの頻度でミスをしてよく怒られています。
ある日僕が「そんなに怒られて辛くないの?」と質問すると
「自分にとってはどうでも良いからすぐ忘れてしまう」と返されて拍子抜けしました。
仕事で成果を出すことがそこまで重要じゃないらしく響かないそうです。
※会社からお金をもらっている以上それは当然良い事とは言えません。
ですが、疲弊しないマインドの観点からすると、最強マインドを持ち合わせています。
そしてその同期は仕事で疲弊しない分、プライベートは活発的に動いていて
側から見ると、人生をとても楽しんでいるように見えます。
一方で僕は ミスをする頻度は彼より少ないものの、上司から怒られると
「自分はこんなこともできないのか」「なんて能力が低いんだ..」
と帰宅してからもずるずる引きずってしまいます。
プライベート でも、「あの仕事早く終わらせないと..」「あの件を報告し忘れてた..」
と不安に駆られる事がしばしば。
結果的に同期は心身ともに元気で働き、自分は体調を崩してしまう事態に…。
「まぁいいや」「なんとかなる」で心はだいぶ軽くなる
僕は職場で友好な人間関係を作るために周りに気を配ることを意識しています。
その日の TODOリスト は必ず実行して帰ります。
突発の トラブルで計画通りいかないと イライラしてしまう性格でもあります。
どんなに疲れて帰っても、家事は完璧にこなさないと寝れない性格でした。
加えて家に帰ってからも仕事のことは頭から離れず 「あれやらないと」「これ忘れてた..」
などあれこれ考えて不安になったり悲観的になっていました。
大抵のことは気にするだけ無駄
人生において不安なことは大抵 “なんとかなる” or “なんともない” と思うのは僕だけでしょうか?
そもそも家であれこれ仕事のことを考えてもどうにもならないし
不安で不安で仕方なくても会社に行ったら大したことなかったと言うことが多々ありました。
「なんとかなる」
なんとかなるんです。楽観的な思考は日常の不安を和らげてくれます。
服は畳まなくたって死にはしない
少し触れましたが、僕はどれだけ疲れて帰っても家事は完璧にこなしていました。
あまりゆっくりする時間もないまま次の日を迎えてまた仕事…
疲労は溜まる一方でした。
クローゼットの服が乱れているとストレスだったり
食器を洗わずシンクに放置したままだと気になって寝れなかったり、とても神経質な性格でした。
今でも整理整頓された状態の方が好きです。
ですが、自分の心に余裕がないと感じた時は服は畳まないし、
食器も水に片して一晩置いときます。
考えられん!! と絶句される方もいるかもしれませんが、
体調を崩してまで完璧にやる必要はない! そう割り切ってから、
「まぁええか〜」「やれる時にやるか〜」と自分のメンタルを第一に考えれるようになりました。
テキトー や 楽観的思考は悪いことじゃない
確かに、「何事も テキトー で ミスばかりする」「楽観的で考えが甘く失敗する」ということは
往々にしてあることだと思います。
ですが、上記 で解説した 3つの性格に当てはまる人は
今よりもっと テキトー で良い、楽観的で良い
なぜなら、それが心身ともに健康でいられる事に繋がっているから。
常に テキトー で何事も楽観的に考えた方がいいよ!
と言いたいわけではありません。
・仕事や家事で計画をたて完璧にこなさないとと言う義務感に駆られている
・責任感から常に仕事の事が頭から離れない
・周りに気を使いすぎて自分を抑える
そうやって日々頑張っている方こそ今よりもっと テキトーで、楽観的になることで
健やかで楽しい人生を送っていけると僕は考えます。
メンタルの疲労を回復する方法
上記では疲れにくい方法としてマインドの持ち方を解説してきました。
ここからは疲労してしまった時の回復方法について解説していきます!
OFF こそ疲労を回復させる鍵
ON と OFF をはっきりすると言う言葉は皆さんもよく耳にしてきたのではないでしょうか。
<ON と OFF の イメージ >

完璧主義者は1日を完璧に過ごすために時間に追われる
責任感の強い人は常に仕事のことが頭から離れない
気を配れる人は家族や友達の事を考えて立ち回っていたりと
ON の状態はとっても得意
でも OFF があまり得意ではない印象があります。
この OFF こそメンタル疲労を回復するために重要な時間となります。
次の項目では僕がおすすめする、具体的な疲労回復方法を紹介します。
ken おすすめ 疲労回復方法を紹介

「ん〜この手の方法はもう見飽きたよ..」 と思う方もいるかもしれませんが、
結局のところ、行き着く方法がここだということは本当に効果があるという表れではないでしょうか?
睡眠が変わると人生が変わる
睡眠は疲労を回復する上で 最も大事 なものです。
どれくらい大事か証明するために僕はある実験をしてみました。
睡眠以外の生活習慣は変えずに睡眠時間だけを変えて体の状態を確かめてみました。
<睡眠時間 6時間以下>
・起床時、眠たいが普通に起きれる
・自分を奮い立たせて会社に行く
・朝は問題なく仕事できる
・昼食後は頭がボーッとしてくる
・夕方はパソコン手が止まることがしばしば
・予定外の事やトラブルが発生すると、とてもイライラする
<睡眠時間 7.5時間以上>
・朝はシャキッと起きれてやる気がみなぎってくる
・昼食後も、少しは ボーッとするが 6時間以下の時と比べて 脳がクリアな感覚
・夕方も 仕事の手はさほど止まらず、退社時の疲労感が全然違う
・機嫌が良く、前向きになる
睡眠不足が起因して頭がボーッとして仕事や勉強の質を落としてしまうだけでなく、
眠たい赤ちゃんがグズってしまうように、睡眠が足りていないと機嫌も悪くなります。
逆を言うと、正しく睡眠できていればご機嫌 = 精神的疲労が回復した状態とも言えます。
僕の場合は 7時間以上の睡眠できると割とスッキリできます。
7時間以上確保しようと思うと、寝付くまでの時間や トイレに起きる時間も加味して
8時間寝るつもりでベッドに入ります。
まずは睡眠の質というより、自分がスッキリできる睡眠時間を確保しましょう。
散歩や サウナ で デジタルデトックス
現代社会は スマホやパソコンの普及で常に 情報に晒されて います。
また リモートワーク等の普及で職場と家の境界が以前より明確化されていません。
そのせいで常に仕事の事が頭にあるという人も少なくないはずです。
そんな方は試しに スマホを持たずに散歩 をしてみてください。
普段は 歩きスマホをしている人も手持ち無沙汰になり最初はとっても退屈に感じます。
退屈が故に、周りの景色を楽しもうとします。
緑が綺麗だなとか、今日はいい天気だなとか
仕事詰めだった生活に ゆとりが生まれてとてもリラックス できます。
また、サウナもとても良い 疲労回復方法で、血行促進 や 睡眠の質向上
スマホを持ち込めないため、こちらも デジタルデトックス ができます。
とても手軽にできると思うので、今度の休日に騙されたと思ってぜひ試してみてください。
何もしないという選択が疲労を回復する
上記で疲労の回復方法について紹介しましたが、
そもそも、そんな時間も体力もない方もいると思います。
そんな方に試して欲しいことは以下の通りです。
・ボーッとする
・とにかく寝る
・瞑想する
日々、仕事や家事に奮闘している生活の中で意識的に「何もしない時間」を
作ってみて欲しいなと思います。
完璧主義者や責任感のある人、気配りができる人は 「頑張り屋さん」です。
そんな頑張った自分を労る気持ちで
「何も考えなくていい、ゆっくり休もう、今日もよく頑張った」
と念じて OFF の時間 を作りましょう。
様々な娯楽に溢れた現代で、「何もしない」というのは意外と簡単な選択ではありません。
ですが、疲労を回復するために、メンタル疾患を予防するためにとても大事なことです。
人生焦ったら遠回りする
実際僕自身もこの OFF の時間を取ることがとても下手で
「時間を無駄にしたくない!少しでも早く成果を出したい!」
と焦った結果、体調を崩すハメになり遠回りした形になりました。
今では [OFF の時間] → “あえてボーッとする時間” を取る。
散歩や運動、読書でリラックスする時間を取ることで、
以前がむしゃらにやっていた時より数倍も 充実感 や 幸福感 を味わえています。
実践してみよう! OFF の時間の手順を解説
OFF の時間の 3ステップで紹介しています。

イメージとして step.1 を活力が湧いてくるまで行って から
step2 → 3 の流れでやっていくことをおすすめします!
まとめ
疲労しやすい人 の性格・特徴を紹介
①完璧主義者 ②責任感が強い ③気配りができる
・頑張り屋さんで ON は得意だが OFF の時間を取るのが苦手
テキトー , 楽観的思考 も悪いことではない
・メンタル不調にならないために
・持続して働き続けるために
時には「まぁいいか」「なんとかなるか」と考えることが大切。
OFF の時間 が大事な理由と 具体的な疲労回復方法 を解説
・仕事や勉強などやらないといけない事が頭から離れず
疲労が溜まり続ける原因に!
・OFF の時間 で、 疲労回復,メンタル疾患の予防
・散歩、運動、サウナ、読書 など極力スマホを触らない
ボーッとする時間で心や脳を労る事が大切
僕は自分が体調を崩した経験から「健康が一番」と言う当たり前なことを
深く心に刻み込み、それを発信する活動を始めました。
どれだけお金があっても、どれだけ頑張って成果を出しても
心が健康じゃないと幸せな生活は送れません。
今は焦らずゆっくりと休んで、メンタルが回復したら必ず来る“明るい未来“を待ちましょう。
読んでくれた人がこの先も健康なままでいてくれたり、少しでも体調が良くなることを
祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 ken.

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